りげんどうの日々

大工さんのワザ ”つぶし釘”

2011年7月1日

釘を使った大工さんのワザを一つ。

荊尾さんのお手元です。

かなづちを台にして、

他のかなづちで、釘の皿を潰して、

平たくします。

かなづちで打つうちに、皿が飛んで釘が目立たなくなります。

さらに打ちつけて、

つまめるくらいになったら、

釘の平たくなった皿をつまんで縦方向にします。

さらに打って、

釘が目立たなくなりました。
この建物がたったころ、使われていた工法らしいです。

2階の床張り その2

2011年6月30日

2階の床が敷かれていきます。

しかし、この建物。古い建物で、床がきれいな長方形でないので、壁と床が当たるところは、
柱を削るなど、調整しながら敷いていきます。

床のクロスと同じ幅の木をあてて、

釘で固定して、

のこぎりを当てて切ると、

釘を発見します。

釘を抜き取って、

ノミで削り取り、

     

きれいに、

そうじをして

計測して、

その大きさにクロスを削り、

入れてみます。

大きさが合いましたので、ボンドを塗って、

目立たない所に釘を打ちます。

  

この作業を繰り返します。

いたるところに、柱がありますので、

柱を削って、計測して、クロスを切って

切った面をかんなで削っての繰り返し。

    

随分埋まってきました。

少しだけですが、柱がひっかかりますので、

のこぎりで削って、

かんなで削って、面を滑らかにして

かなづちでたたいて入れてみます。

2階に敷き詰められたクロス。

このあと、色が塗られます。

2階の床張り その1

2011年6月29日

床材が届きました。

箱を開けて、

壁に当ててみます。

大工さんがご相談。

並べてみることになり、

お二人で、

並べてみて、様子を見ます。

方針が決まりました。

しかし、その前に、床が少し弱いようですので、補強することが決まりました。

使うのは、3ミリのベニヤ板。

ベニアを細かく切って、

用意します。

床板を剥いで、

弱いところに、

下貼りをしていきます。

音がしていた部分が、解決しました。

範囲を広げることになりました。

先ほどの、ぺニアを隙間に入れていきます。

床板をして終了。そして、この上に、クロス板を敷いていきます。