2011年6月3日
カテゴリー:
歴史を切らない
私たちが活用を目指して
手を入れている古い建物は
文化財と呼ぶには新しすぎる。
庶民のくらしのためのものだから
決して立派なものだとも言えません。
コンクリートの建物に建て替えられていく流れに
取り残されたごく普通の住宅です。
ただ建物や場所との出会いも一期一会
これだと思うと、なんとか生かしてやりたいと思ってしまう。
島根の職人の技をこの家に吹き込んでみたい
次の世代に伝えたいのは
年月を経た素材であり、技である
この建物の中にかつてあった暮らし
これからつくるくらしは
どんなものになるだろう