りげんどうの日々

冬仕様の南蛮漬け

2020年12月17日

12月も半ばに差し掛かり、冬の寒さを本格的に感じられるようになりました。間もなく冬至。そこかしこで柚子が並んでいるのを目にすると、毎日でも湯船に浮かべたくなってしまいます。昨日は関東地方でも大雪が降りました。この冬の備え、皆さまお済みでしょうか。

りげんどうでは昨日より、旬彩ごはん御膳の主菜が新しくなりました。

「イトヨリの南蛮漬け」

片栗粉をまぶしてふんわり白く揚がったイトヨリの姿はまるで雪のようだとスタッフにも大好評。南蛮漬けは夏のイメージがありますが、とろり甘酢と旬のお野菜がたっぷりと盛られ、お正月へ向かう気持ちが高まるような美味しい一皿に仕上がりました。

ご家庭では召し上がる機会の少ないイトヨリ、実は鯛(タイ)の仲間なんです。いたって単純な理由ですが「おめでたい」と「たい」の語呂合わせと、目の前の食卓に「めでたい」ものが皿に盛られることで、お祝いの宴席にふさわしい縁起ものとされてきた鯛。その鯛の仲間と知れば、イトヨリを食べた日にも、何か良いこと、あるかも?