りげんどうの日々

板金、樋

テラスの屋根

2011年8月12日

ゴールデンウィーク前に、トタン屋根を担当してくださった當摩さんが

再びテラスの屋根工事のために、戻ってきてくださいました。

工事の前に、材料を屋根に上げて、翌日の準備です。

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板金屋さんの三種の神器。こちらがあれば基本的なお仕事はできるそうです。

お手元に近づいて見ました。鋏を入れて、

端をつかんで。

その他にも、よく目にする道具を。ロールバッタ。

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かたな刃。

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今回は、こちらに天窓がありますので、その分、手間と技術が必要とされます。

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トタンは長いので、向きを変えられる時は、壮観です。ブンと一回り。

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柱と屋根とが合う部分をどうされるのか、お手元を凝視してみました。

トタンを、小さく切って、何かを作成され始めました。

ボルトが入った柱も同じように。

そして、屋根のトタンも終盤に入りました。


美しく、平葺きに仕上げていただきました。

次回の打ち合わせをして、
さわやかに去っていかれました。

最終的には、アクリル板が入って、光が通るようになりました。

炎天下での作業 板金屋さんと左官さんのコラボレーション

2011年7月21日

ドライウォッシュ加工の前に、
炎天下での、板金屋さんの作業を。

暑さもさることながら、トタン自体も熱くなりますので、
肌がトタンに直接触れると、熱で飛び上がってしまいます。

職人さんは、真壁篤史さん、35歳。

赤い手袋がとても印象的です。

作業を追ってみたいと思います。


とても暑くて、撮影で帽子も被らず、10分も外にいたらクラクラするほどですが、
職人さんは、帽子なしです。


午後になったら、お着替えをされていました。

どの職人さんも、道具をとても大事に扱われています。

平面でないところを、スリッパで調節

お車を見せていただきました。

左官さんからの差し入れ。この後作業はバトンタッチです。

少し陽が落ちてきたところで、トタンの屋根と壁が接っする所にモルタルを塗ります。
担当は、再び、親方と福太郎さんのコンビです。

先に、釘打ちなどの下準備。そして、親方へ。


建物の横のお二人は、現場を見学に来られていた職人さんです。

炎天下での、板金屋さんと左官さんとの、コラボレーションでした。
お疲れ様でございました。

また、暑い中でも、品川一家の仕事を見学に、沢山の方がお越しになっています。

板金屋さんのお仕事

2011年6月1日

屋根の防水シートを貼り終えたら、板金屋さんへバトンタッチです。

板金をサイズに合わせて切って、

折るところまでは下で。

屋根の上では、板金を貼るための下準備をされています。

屋根の淵をぐるりと貼るところから作業が始まります。

きれいに貼られた板金。

手で織り込んでいきます。

ことらも同じように。

折りこんだら、

頭をつけます。

横では大工さんもお仕事をされています。

同時に、階段室もできあがってきました。

屋根の先に貼る広小舞は、2分ほど出すのだそうです。

木を無駄なく使うために、互い違いに。

空いているとこに木をはめこんで、

横の面にも木を打って、

できました。

整えたところに、板金の下地がされ、

防水シートを貼って、

平葺きに仕上がりました。

一枚、一枚、重ねて貼り付けてあります。

この真中が空いてるのは、

後で屋根がつくためです。

角は切ったりして

微調整。

こちらの屋根は、加工方法が違います。

双方の板金を合わせておきます。

屋根が合うところの加工。

微妙な角度に折って、

 


採寸して、


合わせていきます。


足場を使って。

微妙な 折り も入れながら、

二階部分と合うところも、きっちりと。

一つ一つ。

丁寧に仕上げていかれます。

採寸して、

足していきます。

板金が合わさったところに板を打ちつけ、

屋根をかぶせていきます。

つなぎ目には、雨が入らないようにセメダインで蓋をします。

屋根のつなぎ目の部分

上から見た景色。

違う角度から。

近くでみるとこきちんと屋根がかかっています。